私の体験談!グルテンフリーの食生活をしてみてわかったこと!

常にある身体の不調

食に関心を持ったのは、会社に所属していたことでした。

以前会社に所属して仕事をしていた時は、いつも体のどこかが不調で、カイロプラティックや漢方医などに頼って、良いところを探し回るような感じでした。

健康診断や人間ドックに行かされて(?)、いろんな数値を見せられて、これがあーで、あれがこーでと、医師の説明を聞いていましたが、健康診断専門のところの医師は、機械的に説明するだけで、突っ込んだ質問をすると、追加で検査を!と営業してくるので、身体検査と思って身長や体重などが分かる程度と思っていました。

しかし、検査結果は遺伝と言われていましたが、尿酸値がいつも高くて、再検査とか色々と言われてしまいます。

太っているわけでもないのに、痛風(まさに風が足の指先を撫でるだけでも激痛が走る!)になってました。

アルコールはほとんど飲まないのに、尿酸値は常に9~9.5あたり(通常は7以下)をウロウロしている状況です。

薬を飲むのも嫌なので、突然の発作(左右の親指がかわるがわる腫れて激痛!)に耐えつつ痛み止めでごまかす日々が続いていました。

”体は食べたもので出来ている” ということは、以前より認識していましたが、自分の体なのに自分の思うようにならないということを冷静に客観視する必要があると思い、食べ物や身体について色々と調べました。

実践あるのみ

最初に試したのは、らかんか顆粒という、名古屋のらかんか工房が出している、高純度らかんか(なんと98%)配合の顆粒です。

これは、店頭やオンラインショップで今でも販売しています。

無くてはならないアイテムの一つです(もちろん小麦関連は一切含まれません)。

やり始めると徹底してしまう性格もあり、東西の翻訳されている書籍やネットの情報などを見あさり、信頼できそうな内容であるものと思えば、できることは実践してみました。

気合が足りんのだ!と思って、インドのヨガを学んだ中村天風氏の本を読んでは”クンバハカ”の姿勢を学んだりしました。興味のある人に参考として本を載せておきます。

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ただそれだけをやっても解決するわけないですが、当時は探しては対処療法的に色々試す日々が続きました。

そんな時に、テニスプレーヤー・ジョコビッチ氏の非常によく売れていた本を見かけました。グルテンフリーやVEAGAN,マクロビなど食事についての本を読んでいて知識はあったのですが、実際の体験談を見ると違いますね。


ジョコビッチの生まれ変わる食事 あなたの人生を激変させる14日間プログラム (扶桑社BOOKS)

それならば、2週間やってみよう!ということで、実践しようとしたところ、小麦を使っていない食品を探すことが最初のハードルでした。

見れば見るほどどこかに使われていて、添加物まで見ると、実は小麦由来の抽出物でした、何てものが調べると出てくるのです。

家ではご飯を食べればいいのですが、外で毎日小麦不使用のものを探すのは非常に疲れました。

加工食品はあきらめて、原材料や素材を見てみると、少しずつ見つけられる様になってきました。

(この辺から素材を生かすことや原料そのものを楽しむ感覚、ネイティブフードなどのハーブ・スパイスなどに興味が移っていきますが、ネイティブフードや厳選素材については、改めてご紹介いたします)

グルテンフリーの食事をしていると、やはり食べたくなるのが、麺類、パン、ピザ等。

手軽に食べられるものから探していましたので、麺とパンをよく試しました。

正直パンは、高望みをしていたわけではないのですが、食べたいと思えるものに出会えず食べるのをあきらめるしかないかな?という感じでしたので、麺に集中しました。

すると、見たこともない麺、ひえ、タピオカ、米、こんにゃくを原料とした麺などを見つけて試しました。

パスタやマカロニなどもありましたが、触感が固くていまいち食が進みません。

麺については各々特徴がありましたが、小麦の麺のイメージが強く残っているので、冷麺のような触感に感じてしまうものが多くていまいち馴染めず、米粉の麵はお湯の中でどんどん溶けていってしまいます。

蕎麦だけは、子供の時から好きだったので、十割そばにはよくお世話になりました。

食事がここまで中食や加工食品に支配されていると、完全にグルテンを除去した食事は、自分で一から作らないと無理だと判断。現在ほど販売されている商品数もありませんでしたので、        妥協して”ゆるテンフリー(主たる原料に小麦を使っていないものを食べることをそう呼んでいました)に変更して、結局3ヶ月継続しました。

パスタ、うどん、お好み焼きなどの粉ものをやめて、天ぷらや唐揚げ、とんかつなどのフライものは回数を減らして食べる、といった感じです。

検証

いきなり始めて3ヶ月(”ゆるテンフリー”期間も含めてですが)続いたのは、途中から体が軽くなり、肩の痛みや頭痛、足のだるさがどんどんなくなってきたので、やめるのがもったいないと考えるようになったからです。

体調がよくなると、人と外食することもあるので、ちょっとくらいいいかな?と脳に刻み込まれた記憶がよみがえり、焼きそばなどの麺類に手が伸びてしまいました。

麺が3食続いても平気な性質なので、まず最初にこの辺の欲望が湧いてきました。

しかし、身体は正直で、食べるとまた不調が徐々にぶり返してきました。

一度、身体に電気を通して身体の特性や食事志向などを調べたことがあるのですが、その時は小麦は異常なしでした。

病気ではないが、日々身体は反応している、ということですね。

それ以降は、体調が悪い時や不調を感じたらしばらく小麦が主原料の食べ物をしばらく控える、という知恵がつき、調整ができるようになりました。

それは今でも同じです。

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